ピアノの練習をしないほとんどの理由はこれです!

お母様方もピアノの先生も生徒がなかなか練習をしないことにイライラと悩みます。

それについて思うところを書いてみたいと思います。

ピアノ講師を長年やってきての感想です。。

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ピアノの練習をしないのはなぜ

年齢によって理由が多少違うものの、一番の理由は

 

楽譜が読めない

これがかなりのウェイトを占めていると思います。

初めは簡単だったリズムもいつの間にやら( 両手がちょっとややこしくなるあたりから)なんだかわからなくなっていく、、、、

お母さんは仕事が忙しくあまりピアノのことを聞かないし、
先生は「ちゃんと練習してきなさい」って言うけどなんとなく丸にしてくれるし、、

こんな感じが多いのではないかなあと思うのですね。。

それに楽譜を読めなくっても何週間かやってるうちに覚えてしまうんですよ。

 

先生と生徒の認識の違い

 

先生と生徒の間には認識のズレがあります。

どの先生も一生懸命教えます。

そしてその時は生徒もわかったように思うのです。

すると先生側は100パーセント理解したと思ってしまうのですね。

ところが、

幼児、小学生低学年の子供にとって、楽譜の仕組みというのはなかなかややこしいもの。

 

すぐにわからなくなってしまうのです。

 

完全に理解していると思っている先生と

どんどわからなくなる生徒

 

ものすごく大きな認識のズレがありますよ。

 

生徒はピアノ弾くことが面白くなくなりますね。

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子供は面白いことはどんどんやる

 

子供って自分が面白いことはどんどんやるんです。

まさに遊びがそうですよね。

 

ピアノだって同じこと。

 

ピアノが好きで家でいっぱい弾く子って自分で楽譜が読めるのです。

読んでるのではなくて暗譜しているときもあります。

 

要するに

 

楽譜を読むのに時間を取られていないということです。

 

ですから

子供が練習をしないという時、まずは楽譜が読めているかを疑ってみてください。

 

楽譜が読めるのに練習しない子供

この場合は考えられることは二つです。

 

①忙しすぎる

習い事や塾など1週間のスケジュールがびっしりな場合です。

 

これはもったいないです。

 

ひょっとしたらその子供はショパンだってモーツァルトだって弾けるかもしれないんです。。

②練習をしなければいけないという意識がない

これはもうご家庭のお母さま方にお願いするしかありません。

ほかの習い事、たとえば習字、スイミングなどと違い、ピアノは家での練習時間=上達ですから、練習する習慣はご家庭でつけてもらうしかありません。

ひょっとしたらその子供はショパンだってモーツァルトだって、、、、

 

指の機能性の個人差

指の機能性などという難しい言葉を使いましたが、要するに動きやすさです。

これは子供の持っている個性で、幼稚園のころから信じられないくらい指が動く子供もいますし、自分の意思通りなかなかうまく動かせない子供もいます。

 

それは先生に判断していただいてどういうレッスンにするか、どういう教材をつかうかを決めていただくと良いかと思います。

 

指の動きは個人差があって、大きくなるに従っては動きますからそこは大丈夫です。

 

まとめ

家で練習しない理由、原因についてみてみましたが、やはり圧倒的に多いのは楽譜が読めないということです。

 

ピアノを習っている生徒が自由に楽譜を読めてピアノを楽しむことができるように願っています。

 

 

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練習

Posted by lala