ピアノコンクールに出る子供のレベルは?こんなタイプの子供が出場してます

2019年10月20日

ここ30年ほどの間に子供のためのピアノコンクールがものすごくたくさん増えました。

その地域だけのものまで入れるとおそらく100個では足りないでしょう。

子供の数はだんだんと少なくなってきているというのに、コンクールの数や参加者は逆に増えているという現象はどういう事なのでしょう。

私が思うには、子供の数が減っている分、一人の子供にかける時間や気持ち、お金が増えているという事ではないでしょうか。

 

さて、今回はどんな子供がピアノコンクールに参加しているのか、どういうタイプの子供、どういうタイプの親であるのかといったコンクール参加目線でお話をしたいと思います。

たくさんの生徒をコンクールに参加させた経験からのお話です。

 

では早速いってみましょう。

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ピアノコンクールに参加する子供

コンクールはほぼすべて年齢による区分があります。

  • Aコース:幼稚園
  • Bコース:小学1,2年生
  • Cコース:小学3,4年生
  • Ⅾコース:小学5,6年生
  • Eコース:中学生
  • Fコース:高校生

という具合です。

そのなかでも「子供」という事で幼稚園とと小学生に絞ってお話をしたいと思います。

 

コンクールに出る子供のタイプは

  • 真面目
  • 明るい
  • 積極的
  • 理解力がある

この4つが欠かせません。

 

真面目

コンクールの課題曲はさほど難しい物ではありません(コンクールによります)

しかし曲の完成度がものすごく高いのです。

たとえ16小節の曲であっても、30秒足らずの曲であっても「えっ、これ子供が弾いてるの!?」というレベルまでもって行きます。

これは幼稚園の子供でもです。

曲のとても細かいところまで踏み込む厳しいレッスンとなります。

なのでこれについていける真面目さが必要になるのです。

 

コンクール出場は忍耐強さを養うのに向いているのかもしれませんね。

 

明るい

コンクールに向けてのレッスンはとてもレベルが高いものとなります。

それに落ち込んでいては大変です。

 

明るく、けろっとした性格ならば厳しいレッスンであっても大丈夫です。

 

積極的

小学生ともなれば低学年でもコンクールに出てみたいという気持ちを自ら持っています。

 

自ら出てみたいというのと、先生や親に言われて出るというのはまるで違います。

やはり自分の意思があってこそ伸びるものですよ。

 

理解力がある

コンクールの曲はかなり細かいところまで弾きこみます。

という事は、細かい音の違い、フレーズの理解、表現の違いがわからなければなりません。

 

もちろん教える側は難しい言葉は使わずに

「この音だと弱々しく聞こえちゃうよ」

「ここは弱いんじゃなくて優しい音なんだ」

「弱い音と優しい音と弾き比べてみようか」

などといって音質の違いを説明するのですが、ここを理解できるかどうか。

 

課題曲は1曲な場合もあるし、4曲の場合もあります。それはコンクールによって違います。

それでも求められる曲の理解の深さ、表現力は同じです。

そこまで曲を完成させていくために、子供のタイプとして上記の4つを選んでみました。

 

つぎに、普段どんな曲を弾いているかという事ですね。つまり、普段どんなレベルであればコンクール出場できるのか、という事を書いてみたいと思います。

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普段弾いている曲のレベルはどれくらい?

簡単に一言でいうと

「コンクール課題曲よりはるかに難しいレベルの曲を普段に弾いている」

という事になります。

 

たとえば「ブルクミュラー25番の曲が課題曲」であれば、普段は「ソナチネレベル以上の曲」を弾いていることです。

 

実際にPTNAの5,6年生コースであれば、課題曲はソナチネや簡単なソナタ、インベンションなのですが、出場する生徒、とくに入賞する生徒となれば、ツェルニー40番どころかツェルニー50番、ベートーヴェンソナタ、平均律あたりを弾いています。

 

これは受けるコンクール自体のレベルによるところも大きいのですが、課題曲がやっと、というレベルではコンクールはかなり難しいです。

 

次にお母様について見てみますね。

 

コンクールに出場する子供の親

これねえ、子供が小学生以下の場合、親、特にお母様の応援は必須なんですよ。

 

実際に何をするかというと

「家で子供の練習具合をみる」

という事ですね。

 

どういうことかというと

  • 子供のレッスンに一緒に来る
  • レッスンをしっかり聞いている
  • 家で子供について一緒に練習をする
  • 先生の言われたことを子供にやらせる

こういう流れです。

 

コンクールに子供が出る場合、親の協力は不可欠です。

これは言い切ることができます。

 

なんかそこまでして、、、、と思われるお母様もいらっしゃるかもしれませんが、実際はそうなのですよ。

 

また、自分は(母親)ピアノが弾けないからわからないわ、と思われるお母様もいらっしゃいますが、とんでもない!お母様に力はすごいですよ!

 

ピアノを弾けないお母様

そのお母様ご自身はピアノを弾かれませんでした。

でも小学低学年の娘さんはとても優秀で、コンクールに挑戦したいとのこと。

お母様は必ずレッスンにいらっしゃって、じっと聴いていらっしゃいます。レッスンが終われば私に質問攻めです。

「ここはどういうことですか?ここはこんな風に弾くということですか?ここはどう解釈するのですか?」

はい、私も逆に大変勉強になりました。

 

結果その生徒はかなりの優秀な成績でした。

 

すごいと思いましたね。

何もわからないはずのお母様が適切なアドバイスで子供を導いたわけです。

 

お母様と一緒に練習するというのは子供にとって大変励みになります。

是非お母様も子供さんがコンクールに出るときは一緒に頑張ってください。

 

と言っても、感情的になって子供とバトルはダメですよ。

感情的になる気持ちはわかりますが、そこはがんばってくださいね!!

 

 

コンクールとは

最後になぜコンクールを受けるのかという私なりの意見を書いてみたいと思います。

 

幼稚園や小学低学年の子にコンクールはいらない!と言われたこともあります。

(さすがに幼稚園児にコンクールを受けさせる事はありませんが)

 

コンクール課題曲はその学年に合ったレベルのものです。

それを究極まですることによって、その曲が持つ本来の美しさが

表現できます。

その美しさを知ってもらいたい。

その一言に尽きます。

 

普段のレッスンではなかなかそこまでのレベルに仕上げることはできません。

ですからコンクールを利用してその曲がどんなに小さい短い曲であろうと最大限の美しさを

練習によって自分がひきだせる、そしてそれを感じることができることを実感してほしいのです。

 

もう一つ気をつけていることがあります。

コンクールというものは結果が出ます。なので予選が通る、とか、なんらかの結果が出せるということが非常に大切になると思うのです。

 

いくら綺麗に弾けても結果が出ないとやはりガッカリするものです。

ですからコンクールはたくさんありますから身の丈にあったコンクールを選ぶということも非常に大切なことだと思うのです。

 

たくさんあるコンクール自体のレベルは次の記事で書きますね。

関連記事:ピアノコンクールをレベル順にお知らせ!子供から大人まで

また次の記事も参考にしてください。

関連記事:ピアノコンクールに子供を出すべきか?メリットやレベルまでお知らせ

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