ピアノ教室の選び方(子供編)!チェックしたい8個の基本ポイントはこれ
子供にピアノを習わせようと思った時に選び方に注意するところはどこでしょうか。どこをチェックすればいいのでしょうか。
ピアノの先生を探す方法としては
①インターネット、➁口コミ、③発表会、④紹介
この4つがありますね。
その中でピアノ教室の選び方のチェックしたいポイントを見ていきましょう。
では早速いってみましょう。
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チェックしたい8個のポイント
➀先生のお顔を確認しましょう
先生の顔を知ることで大体のイメージがわかります。
というのも、実際にレッスン(体験レッスン)に行った時にはじめてお顔を見るとイメージしていたのと違う場合があるからです。
優しそう、怖そう、厳しそう、きちんとしている、おおらかな感じ、おっとりした感じ、こういうところが画像でも分かります。
何となく合う、合わないの雰囲気がお顔でわかるので、画像チェックはとても大事ですよ。
これはお子さんとの相性もあるのですが、お母様との相性の方が大事だとも言えます。お母様が納得できた先生は子供もいい感じを持つことが多いからです。
➁体験レッスンはありますか?
全くピアノを習ったことがない、(年齢、身体が)まだ幼くて楽器をさわったことがない。
こういったケースでも必ず体験レッスンに行ってください。
経験豊かな先生はたとえ3歳の小さなこどもでも体験レッスンしてくれます。小さすぎて鍵盤がうまく弾けない子でもリズム遊びやゲーム、歌をとりいれて楽しくしてくれます。
こういうところも大きなチェックポイントです。
③振り替えレッスンはありますか?
ここは大きなチェックポイントですよ。
振り替えレッスンがあるのが個人レッスンのメリットとも言えます。大手(YAMA○○など)のレッスンでは振り替えレッスンはありませんから。
子供はよく体調を崩したり、また幼稚園や小学校のイベントがありお休みになってしまう事がよくあります。
またお母さんの急な仕事の都合などもありますね。
そんな時に振り替えしてもらうと大変ありがたいものです。月謝はけっして安くないですものね。
ただしどこまで振り替えレッスンをしてくれるかはその先生の考えによりますので、そこはきっちりとチェックしたいところですね。
④月謝はいくらでしょう?
これは地域によってかなり変わってきますが安いところで5000円から、高いところで10000円から。これくらいになります。
平均すれば6000円くらいでしょう。
コンクール主体の先生であれば13000円くらいから、という事もあります。
「から~」と書いているのは習い始めはこの金額からという事です。
どんどん進んでくると月謝も7000円、8000円とあがってくる場合がほとんどです(そうじゃない場合もたまにあります)
ちなみに楽譜代、発表会費は別になります。
驚きの月謝(◎_◎;)
今までで私が実際に知っているおどろきの月謝は2000円です。
というよりもワンレッスン(1回ごとにレッスン代を払う)500円!!
ワンコインレッスンでした。
大繁盛の教室かと思いきや、意外にもいつの間にかなくなってしまいました。
あまり安いと先生も生徒もお母さんも緊張感や一生懸命練習しようという気持ちがそがれてしまったのでしょうか。
⑤月何回のレッスンですか?年何回のレッスンですか?
個人では月4回レッスンがほとんどです。
1年では何回かというとこれは先生によってばらつきがあります。
月4回だから年48回かというとそうではなく、1月、8月は3回レッスンだという事もあります。
大手の教室では年43回というところもありますよ。43回だと年の半分は月3回のレッスンということになります。
ここはきっちりとチェックしておきたいところですね。
⑥発表会はありますか?
みんなのお楽しみにしているのに発表会があります。
女の子は綺麗なドレスに髪飾り、男の子はスーツを着たりします。あのやんちゃな子がまあかわいい!と見ている方も目じりが下がります。
子ども自身も楽しみにしているし、親はもちろんのこと、おじい様おばあ様までもいっしょの一大イベントです。
そして人前で演奏するという発表会を経験することでピアノもぐんと上手になります。
大手の音楽教室だとほぼかならず毎年1回発表会があるのですが、個人の場合だと2年に一度であったり、発表会がないところもあるので要チェックですね。
⑦大手ピアノ教室と個人ピアノ教室の選択
大手のピアノ教室を選ぶ(YA○○HAやKA○○Iなど)のか個人ピアノ教室を選ぶのかも大きなポイントです。
大手ピアノ教室のメリットは
・運営が安定している
・引越しした場合などでもどこでもカリキュラムでレッスンを受けれる。
・先生のレベルが一定している
・駅に近いなどの立地条件が良い
デメリットは
・先生を選べない
・振り替えレッスンがない
・年間レッスン回数が少ない(教室によって違うので確認してください)
個人ピアノ教室のメリットは
・先生を自分で選べる
・レッスン時間などに融通が効く
・先生と深いつながりが出来る
デメリットは
・先生のレベルにムラがある
・先生の都合(転勤など)で教室が続けられないときがある(滅多にありませんが)
どちらもメリット・デメリットがありますので、どちらが子供に合うかよく検討してみて下さい。
⑧経歴チェックをする
先生のホームページではプロフィールとして経歴についてはほぼ書いてありますから、経歴については次の2点をおさえてください。
・大学名・演奏会出演・コンクール受賞歴
・生徒のコンクール受賞歴
この二つについては次の章で詳しく見ていきたいと思います。
「音大なんて知らないわ~」というあなたのためにチェックポイントをお知らせします。
経歴チェックは先生自身の腕前の信用度や指導者としての資質をしっかり見ることができるので、ここを見ることはとても大切なポイントです。
経歴の見方
大学名・演奏会出演・コンクール受賞歴など
ほとんどの先生は音大・芸大・教育大(音楽科)を出ています。
「ほとんど」と書いたのはピアノの先生になるのに国家資格などの資格は必要ありませんので、中には音楽系の学部ではなく、一般の学部卒で教室を運営されている先生もいるためです。
しかし、音大といっても一般的に皆さんが知っているのは「東京芸大」くらいかもしれません。
もちろん東京芸大のピアノ科卒となればピアノの演奏技術はピカイチです。
しかし本人の演奏技術と教える能力は一致するとは必ずしも限りません。
音大名があれば「ふ~ん」程度で大丈夫です。
リサイタル開催とか留学経験あり、と書いていると演奏に自信があるんだな、というふうに思ってください。
ピアノの曲を習う時に先生が模範演奏をして下さると曲のイメージがつかみやすいし、素敵に演奏してくださる先生はどんどん好きになりますよ(*’▽’)
意外なことに模範演奏をして下さらない先生もいるのですよ。大学を出て随分と年数が経ち、ほとんどピアノを弾いていないとかいうケースです。
これはちょっと寂しいですね。
生徒のコンクール受賞歴
先ほどは先生本人のコンクール受賞歴でしたが、見るべきは生徒のコンクール受賞歴です。
ここで先生の力量がわかります。
コンクールに受賞させるという事はきちんとしたテクニックや音楽性を付けることが出来ると考えます。
一般に、先生ならだれでもコンクールに生徒を出させてくれると考えてしまいますが、そうではありません。
コンクールに生徒を出させる先生、入賞させる先生は少ないです。
といってもそんな高いレベルじゃ逆にしんどい、というケースもありますね。
コンクールに生徒を出すこともあるけどコンクール中心じゃない、といったこともチェックポイントです。
まとめ
ピアノ教室の選び方の8個のポイントをご紹介しました。
➀先生のお顔を確認しましょう
➁体験レッスンはありますか?
➂振り替えレッスンはありますか?
④月謝はいくらでしょうか?
⑤月何回のレッスンですか、年何回のレッスンですか?
⑥発表会はありますか?
⑦経歴チェックとその見方
⑧大手ピアノ教室と個人ピアノ教室の選択
それぞれのポイント、見るべき点についてお話してきました。
一番大事なのはお母様が納得されることです。
そして子供さんがニコニコできるかどうか、という事です。
お母様、子供さんにとってよいピアノ教室の選び方の手助けになれば幸いです。
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