ピアノ発表会のドレスの選び方！色・デザインのポイントを徹底解説
ピアノの発表会でドレスを選ぶこととても楽しいですね。
小さなお子さんが可愛らしいドレスを着ているのはとても微笑ましいものです。また、高校生や大学生が本格的なロングドレスを着て登場するとその華やかさにワクワクします。
ドレスを選ぶ時はどこに気を付けたらいいのでしょうか。
今回はピアノの先生としてたくさんの発表会を見てきた経験から、ドレスの色・デザインのポイント、ちょっとした工夫、また靴までも見ていきたいと思います。
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Contents
子供（幼稚園、小学生）の発表会ドレスの選び方
どんなドレスも素敵ですが、年齢によって選び方も変わってきます。
ではまず、子供（幼稚園から小学生）の場合から。
子供（幼稚園から小学生）のドレスの選ぶポイント
お母様はワンピースかドレスかというところでまず悩まれると思います。
発表会をたくさんみた経験からではドレスの方が多いですね。
こういうタイプです。
舞台袖で演奏を待つ女の子たちのドレスの可愛らしいこと、可愛らしいこと。自分の順番を待ちながら、ドレスや髪飾りに手をやって、いろいろさわっている姿はとても嬉しそうですよ。
色とりどりのドレスが並びます。赤、ブルー、黄色、ピンク、紫・・・・
でも原色はあまりみませんね。ブルーでもふんわりした水色、紫でもピンクかな？紫かな？というパステルカラーがほとんどです。
色を選ぶ場合はその子の好きな色であまりきつい色めではなく、ふわっとした色が子供らしくて良いですね。
ポイント２：デザイン
デザインは先ほどの画像のとおり、スカート部分がふんわり広がっていて、長さはふくらはぎくらいが良いです。
ここでちょっと気を付けることが・・・
それはドレスの背中についている大き目（20cmくらい）のリボンです。
子供が動き回るうちに形が崩れてくること、最悪ほどけてしまうケースもあります。
後ろについているリボンはとても可愛いのですが、ピアノを弾くときには目立ちませんし、何より椅子の昇り降りするときにほどけてしまうケースを何度か見ました。
リボンがしっかり縫い付けられていてほどけなくなっているかどうか、確認したほうがいいと思います。
ワンピースの場合の選ぶポイント
ワンピースの場合はなぜか紺色が多いです。
小さな子供が紺色のワンピースをきていると、とても清楚できちんとした印象を与えます。
ふわっと広がったドレスのような華やかさはありませんが、清楚でとても丁寧な美しいイメージになります。
どんな靴がいいの？
まず靴の色ですが、無難なのは白です。白いサンダルということですね。
ドレスがパステルカラーだと白はどんな色のドレスにも似合います。
時々パステルカラーのドレスなのに黒い靴の生徒さんがいますが、ちょっともったいない・・・
足元だけが重くなるかな、という感じです。
ソックスは小学校の生徒は履いていると可愛いですね。ひらひらのフリルがついたソックスが素敵です。
この頃は小学生3，4年でもヒールがあるサンダルを履いている生徒がいます。高さとしては３、4cmくらいです。
この場合は歩く練習をたくさんしておいてくださいね。
ちょっと変わった靴
今まで私が見た中で変わった靴というのはバレエのトゥシューズでした。
ある子供コンクールの受賞者記念コンサートだったのですが、ペダルを細かく踏み分けるためと見た目の美しさから、このお母様はトゥシューズを選んだものと思われました。
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中高生の発表会ドレスの選び方
次に中高生のドレスをえらぶポイントをみてみましょう。
中高生のドレスを選ぶポイント
中高生の場合はドレス、ワンピースに制服が加わります。
ドレスはロングドレスの場合もあります。
ポイント１：ドレスの色
色はワインカラーあり、原色あり、黒あり、と様々です。
中高生になるとパステルカラーではなく、はっきりとした色のドレスになってきます。
身長も伸び、大人の体型に近くなってくるとふんわりしたイメージのものではなく、個性がはっきり出る色の方が似合ってくると思いますよ。
ポイント２：デザイン
デザインは画像のようにAラインが多いです。
こんなところにも注意
ロングドレスで演奏する場合は曲も大曲である場合が多いので、その曲にあったデザインのモノを選んだら素敵です。
モーツアルトを弾くのだったらその時代のちょっとロココ調のもの。
ドビュッシーやラベルならストレートラインのマキシ丈とか。
ワンピースを選ぶポイント
ワンピースとは言え、卒業式に着るようなワンピースとは違い、丈の長めのドレスに近いものになります。
正直に言いますと、ある程度の背丈になると一般的なワンピースというのは発表会では少し地味になるかなあというのが私の印象です。
ですから、ワンピースの場合でも一般的なデザインのものよりはドレスに近いデザインのモノを選ぶといいのではないかなと思います。
制服を選ぶポイント
発表会で制服を着て演奏する場合の利点としては、
➀経費がかからない。
➁華やかなドレスではなく、なにか清々しさを感じる。
こういったところだと思います。
中学生になってからの発表会はずっと制服だった生徒がいましたが、私は素敵だなと思いましたよ。
どんな靴がいいの？
中高生の生徒が発表会で履く靴となると、サンダルかパンプスです。
この場合は高さもそこそこありますから、その靴で歩く練習とその靴を履いてピアノを弾く練習はしっかりしておいてください。
発表会のドレスの考察
実体験であった二人の先生の意見です。
ドレスで発表会に臨んだ生徒へのお話でした。
A先生：「服装は地味に」て言ってあったのにドレスを着てきたのね。そんなにドレスが着たいのかしら。
B先生：あら、ドレスを着てきたのね。ありがとう。嬉しいわ。
A先生は「あなたは目立ちたいのね」という非難でした。
B先生はその場に応じた服装を選んで、自分に対して礼を尽くしてくれたという感謝の言葉でした。
私は、発表会のドレスはいたずらに華美である必要はありませんが、その場に相応しい服装は必要だと思っています。そしてそれは自分の見栄ではなく、相手（先生や来ていただいた方たち）に対する礼儀だと思っています。
まとめ
ピアノの発表会でのドレス選びのポイント
- 子供（幼稚園から小学生）のドレス：
- 優しい色でふくらはぎ丈のふんわりしたもの
- ワンピースは紺が多い。
- 中高生のドレス
- ロング丈の本格的なものを着ることも多い
- ワンピースであってもふくらはぎ丈のドレスに準じたものが多い
- 制服も素敵である。
ドレスを着るということは、女の子にとってとてもうれしいものです。
素敵なドレスで発表会を楽しく良い思い出になるようにしたいですね。
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